ノミ・ダニについて知っておこう⑤ ヘモプラズマ症について

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ダニによる感染症は猫にもあります。その名は「ヘモプラズマ」。ヘモバルトネラとも言われる原虫です。意外に多い感染症であるヘモプラズマについても知っておきましょう。

ヘモプラズマとは

ヘモプラズマは猫の赤血球に寄生する原虫です。ダニによって媒介されるといわれていますが、猫同士の喧嘩でもうつる可能性があるといわれており、伝搬経路がまだ解明されていない病気です。

外に行く猫ちゃんでの感染率は、10%以上とかなり高いと考えられます。バベシアと違い、強い貧血を起こすことが少ないため、感染していても見逃されることが多いです。

ヘモプラズマの症状

ヘモプラズマは、バベシアと同じく、赤血球に感染して血液を壊すという「溶血性貧血」を起こします。ただし、ヘモプラズマ単独の場合は、軽度の貧血を起こす程度であるため、症状もほとんど出ません。

ただし、FIV(猫エイズ)・FeLV(猫白血病)など他の病気や、麻酔などの強いストレスがかかると貧血症状が強く出ることがあります。

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ヘモプラズマの診断

ヘモプラズマは

  1. 血液検査で貧血を確認
  2. 血液を染色して顕微鏡で見る血液塗抹検査で赤血球に寄生する原虫を確認

することで、診断できます。ただし、血液塗抹検査でわからない場合もあるので、疑われるけれど塗抹検査でわからない場合は

3. 外部検査センターに血液を送って遺伝子検査
をする必要があります。

ヘモプラズマの治療

ヘモプラズマは、薬による治療が可能です。内服薬を数週間飲むことで、ヘモプラズマが減って貧血が改善することも多いです。ただし、薬で完全に駆除できないケースも多く、その場合は何らかのストレスや体調不良などで再発してしまうことも少なくありません。

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まとめ

ヘモプラズマは単独感染では命に係わるほど重症になることが少ない病気ですが、他の病気や麻酔などのストレスで一気に貧血が起きてしまう可能性のある病気です。若い猫で少し貧血気味の子であれば、必ずヘモプラズマがいないかどうか検査してもらった方がいいでしょう。また、しっかりダニ予防をしておくことも大切ですね。

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