寒さと病気⑤ 冬の散歩のコツと注意点

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犬はどれだけ寒くても、元気に散歩に行く子が多いです。そのため、寒くても頑張って散歩に連れて行ってもらうことが大切ですが、冬に散歩に行くときは少し注意が必要です。

特に家の内外に寒暖差が大きくなる場合には、冬場の散歩のコツや注意点を知って安全・快適な散歩を心がけましょう。今回は、冬場の4つのポイントをお教えいたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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1.急に寒いところに出さない

ヒトでも犬でも、暖かい家の中から寒い外に出ると、熱を逃がさないように体の表面の血管がギュッと収縮します。外に出るときに服を着る人と違い、犬は家の中でも外でも同じ格好であり、その反応は大きくなります。

体表の血管が収縮すると、その分血圧が上昇します。若くて健康な犬の場合はその血圧の変化に体がうまく対応できますが、心臓が弱い子ではその変化によって調子を崩してしまう子がいます。心不全があると、血管収縮による血圧上昇に体がうまく対応できず、肺水腫など危険な合併症を引き起こしてしまう可能性があります。

また、気管や気管支が弱く、咳が出やすい子の場合も、急に冷気を吸い込むと、咳がひどくなることがありますので、暖かいところから急に寒いところに出すのはやめておきましょう。

対策方法

家の中と外で寒暖差が大きい場合、散歩に行く前10分間ほど、玄関の土間など少し寒い場所で寒さに慣らしましょう。風が強い日や、雨や雪の日には服を着せて散歩するのも有効だと考えられます。心不全を持つ犬や気管・気管支が弱い犬を飼っている飼い主さんには、これらの対策を特におすすめいたします。

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2.急に激しく運動させない

冬場は夏に比べて体が温まるまで時間がかかります。体が温まっていない状態で無理をさせると、関節を痛めてしまったり、ヘルニアを悪化させてしまいます。

また、寒い外に出て急にハァハァすると、冷気を一気に吸い込んで、咳がひどくなることもあります。

関節と呼吸器に負担をかけますので、冬場には外に出ていきなり激しい運動をさせるのは避けましょう。

対策方法

散歩の歩き始めはできるだけ興奮させないよう、ゆっくり歩かせるようにしましょう。興奮しやすい子の場合は、「お座り」や「待て」などのコマンドを入れつつ、落ち着いて散歩ができるような工夫をしてあげるといいかもしれません。

また、家の中で体を暖める方法として、家の中で少し遊ばせてから散歩に行ったり、マッサージをしてあげるのもいいでしょう。特に高齢で関節が弱い子の場合、お家で安静にしているときは関節が固まって血流が非常に悪くなっていることがあります。その時に急に散歩をすると、関節に強い負担をかけてしまい、痛みが出たり関節炎が悪化します。散歩前に少しでも関節を動かして血流をあげておくため、手足の曲げ伸ばしや筋肉のもみほぐしなどのマッサージをしておくといいでしょう。

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3.肉球や鼻の頭の保湿

冬場は乾燥しますので、ヒトでも手があかぎれになるように、犬でも乾燥による皮膚の問題が起きやすいです。特に乾燥に弱いのが肉球(パッド)や鼻の頭です。肉球や鼻の頭は、角質層が非常に分厚い表皮出てきており、血流が少なくなっています。

そのため、これらの部分では乾燥しやすく、あかぎれも起きやくなります。あかぎれが起きても、血流が十分でない肉球や鼻の頭では、治りが悪いため、極力保湿をしてあかぎれを作らないことが大切です。

対策方法

まずは部屋の保湿をしておきましょう。部屋の保湿は、これらの部位の乾燥対策だけでなく、気管が弱い子の咳を改善したり、犬の呼吸器感染症のリスクを減らしてくれます。

それから、あまりに肉球や鼻の頭が乾燥してカサカサであったり、あかぎれしやすい子の場合は、保湿クリームやローションを塗りましょう。散歩前に保湿クリームやローションを塗ると効果的です。

4.暗い時間の散歩でも目立つように

冬は日が短く、仕事や学校から帰ってきてから散歩しようとするとすでに暗いということもあります。また、天気が悪い日には日中でも見通しが悪くなります。

そんな暗い中で散歩をする場合に大切なのが目立つ色のものを犬の身に付けておくことです。できるだけ目立つものを見に付けて、思わぬ事故から愛犬を守れるようにしましょう。

対策方法

リードや首輪、服などを目立つ明るい色にしておくことが大切です。また、それらのアイテムに反射板や蛍光リングなどを付けておくと真っ暗な道でも目立ちます。

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冬場に散歩は絶対必要?

時々、寒い冬になると散歩に行きたがらないという犬がいるようです。「冬場は散歩はしなくてもいいのでは?」と思う人もいるでしょう。

「冬場の散歩の必要性は犬による」というのがその答えです。基本的に中型犬~大型犬は散歩しないと運動不足になりストレスも溜まってしまいますので、しっかり散歩をさせてあげましょう。

小型犬に関しては、家が広く、家の中で十分な運動ができていれば絶対に必要なことはありません。ただし、家の中で毎日同じ生活を送るだけでなく、散歩で外の環境の刺激を入れておくことはストレス発散のためには大切です。暖かい日を狙って少しでも散歩に行ってあげるといいでしょう。小型犬の子でもお散歩が大好きな子では、できる限り毎日散歩させてあげるようにしてください。

まとめ

寒い冬でも基本的に犬は散歩が大好きです。犬の散歩は、単なる運動ではなく、さまざまな人や犬、環境などに触れることで犬の社会性を保つことにもなります。また、飼い主と犬との関係性を深めてくれますし、飼い主の運動不足の解消にもなってくれます。

冬で寒いから散歩に行かないということはできるだけ避けてもらい、この記事を参考に、冬場でも安全・快適に犬の散歩ができるようにしてくださいね!

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