猫の肥大型心筋症④ 飼い主ができること・気を付けておくべきこと

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肥大型心筋症と診断されてしまった場合、しっかり薬を飲むことも大切ですが、お家でもできること・気を付けることがあります。治療で完治できない病気ではありますが、できるだけ本人の負担なく、愛猫が元気に生活できるために、日常生活の注意点を見ていきましょう!

1.定期的に検診に行く

肥大型心筋症で最も怖いのは血栓塞栓症です。血栓塞栓症は100%防げるものではありませんが、定期的動物病院で診てもらうことでそのリスクを判断し、必要な薬を使ってもらうこともできます。

動物病院の受診が強いストレスになる子は、受診回数を増やすことで心臓への負担になってしまうこともありますが、できるだけ血栓塞栓症のリスクを減らすことが肥大型心筋症の猫では重要です。

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2.併発疾患の治療

肥大型心筋症の大きな悪化要因は高血圧です。猫の高血圧のリスクを高めてしまう最も多い原因は甲状腺機能亢進症であり、7歳以上の猫で肥大型心筋症と診断された猫は甲状腺機能亢進症の有無を調べ(2016年の報告では7歳未満の甲状腺機能亢進症の報告はないということです)て、もし異常があれば治療をしておくことが大切です。

また、肥満も心臓への負担、血栓塞栓症のリスクを増やしてしまいます。急なダイエットは危険ですが、肥満の猫ではそれ以上太らせないように、少しずつ体重が減るように食事の管理をしていくといいでしょう。

3.ストレスをかけない

強いストレスも猫の血圧を上げて心臓への負担を強くする原因になります。猫にストレスを感じさせないよう、飼い主さんが工夫をしてあげましょう。こちらのブログで「猫の環境エンリッチメント(猫のための環境改善)」の方法も載せていますので、参考にしてみてくださいね!

4.水分をしっかり取らせる

水分をしっかり取ることも、肥大型心筋症による血栓塞栓症の予防には重要です。水分を積極的に取ってくれるように、以下のような工夫をしておきましょう。


・水飲み場はできれば2カ所以上

・流れる水を飲むのが好きな子も多いので、右のような水が流れるグッズを使ってみる。(ボンビアルコン ネイチャーズファウンテンセラミック

・ウェットフードを与えたり、ドライフードをふやかす

5.減塩食

人でも猫でも心不全や高血圧にとって塩分は大敵です。特にもともと塩分摂取量の少ない猫では、塩分には十分注意してあげる必要があります。

普段のフードは、できれば心不全や腎不全用のフードがいいでしょう。これらのフードは塩分控えめになっています。また、そういった処方食でなくても、高齢猫用のフードの多くも塩分濃度が控えめになっていますので、そちらもおすすめです。

また、おやつや人のご飯などにも塩分は非常に多く入っているので注意が必要です。おやつを与える際には塩分が少ないものを選び、人のご飯を与える場合も塩分には気を付けてあげてくださいね。

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まとめ

肥大型心筋症は治療も予防もなかなか難しい病気であり、いまだにはっきりした治療指針がありません。ただし、少しでも心臓への負担や血栓塞栓症のリスクを減らすような生活習慣を心がけることで、元気に長生きできる可能性は高くなります。肥大型心筋症と診断されてしまった場合は、上の5つのポイントをしっかり守って病気と上手く付き合えるようにしましょう!

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