熱中症② わかりますか?熱中症の症状

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熱中症シリーズ第二回目は熱中症の症状です。熱中症にはこの症状が出ていれば熱中症だという「特異的な症状」はあまりありません。どのように熱中症を見極めるかを考えてみましょう。

犬 ぐったり 熱中症

熱中症を疑うべきシチュエーション

熱中症はその症状も重要ですが、熱中症になってしまうシチュエーションが重要です。どのような状況で熱中症を疑うのかを知っておきましょう。

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1.帰ってきたら部屋が暑い・湿気が異常に高い

最も多い熱中症のシチュエーションです。特に一人暮らしやマンションなどで通気性が悪い部屋に住んでいる場合は、夏場は昼の間だけでもクーラーをつけておくなどの必要性があります。

2.水が切れてしまっていた

前回の記事でもご説明した通り、熱中症は環境のみが要因ではありません。犬や猫が脱水をしてしまうと、普段と変わらない温度や湿度でも熱中症が起きてしまうことがあります。特に、外飼いの犬や、脱走してしまった猫などでは、脱水に伴う熱中症が多く発生します。

夏場は特に水を切らさないように注意してください。自分で水をこぼしてしまって水が飲めないということもありますので、こぼれないようにしたり、複数の水飲み場を確保しておいてあげるといいでしょう。

3.散歩の後にハァハァが止まらない

最近増えている熱中症のパターンです。特に短頭種の犬では少し動いただけでもハァハァ・ガァガァしやすく、それをしていると簡単に熱が上がってしまい、熱中症になってしまいます。散歩後にはかなり涼しい部屋で水分を取らせながら休ませてあげることが大切ですが、それでもハァハァが止まらない場合は、熱中症の可能性があります。

熱中症の症状

では、次に熱中症の症状を見ていきましょう。先ほど書いた通り、熱中症に特異的な症状というものはなく、以下のような症状が出ていても他の病気である可能性があるので、気を付けてください。

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1.パンティング

犬は体温が上がると、口を開けてハァハァ呼吸する「パンティング」ヲ行い、熱を下げようとします。いつもよりもパンティングがひどい場合は熱中症の可能性があります。

熱中症以外でパンティングが起こる原因・病気

  • 発熱:感染・炎症など
  • 呼吸困難:心不全・肺炎・気管虚脱など
  • 痛み:怪我・胃腸炎・椎間板ヘルニア・血栓塞栓症など
  • 精神的なもの:興奮・緊張
  • 吐き気:胃腸炎や腎不全などに伴う吐き気
  • 中枢神経異常:脳炎・脳腫瘍・脳震盪などによる神経の異常
  • 代謝性疾患:低血糖・高アンモニア血症など

2.体が熱い

熱中症では、体温が上がるため、体を触るといつもより熱く感じます。犬の体温は人より高く(直腸音で38~39℃が平熱)、もともと暖かく感じますが、いつもより熱ければ高体温の可能性があります。毛のある場所ではわかりずらいので、内股など毛が薄い場所を普段から触っておくようにしましょう。

熱中症以外で体が熱く感じる原因・病気

  • 発熱:感染・炎症など
  • 興奮
  • 運動後

3.粘膜の充血

熱中症の時に、歯茎や舌の色が異常に赤くなることがあります。これは上がり過ぎた体温を冷やすため、末梢の血管が拡張して、血液の分布が増えていることを意味します。普段から舌や歯茎の色をしっかり観察しておくと、こういった変化にも気付きやすいですよ。

熱中症以外で粘膜の充血が起こる原因・病気

  • 発熱:感染・炎症
  • 敗血症

4.ぐったりする

熱中症が進行してくると、パンティングをしたままぐったりと横になってしまいます。この状態は、高体温がかなり進んで危険な状態になっているサインです。すぐにでも動物病院へ行ってもらう必要があります。

熱中症以外でぐったりする原因・病気

  • 重症の疾患すべて

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5.そのほかの症状

上の4症状以外にも、熱中症ではいくつかの症状が出てきます。以下のような症状も熱中症から来ている可能性があります。

  • よだれが多い
  • 下痢・嘔吐
  • 尿の色が濃い・血尿
  • 何かを訴えるように鳴く
  • 意識が弱い

まとめ

犬の熱中症は、若い犬から高齢犬までどの犬にも起こり得る怖い病気であり、急になくなってしまうことも多い病気です。特異的な症状がない分、どういった症状があれば熱中症だということはできませんが、熱中症になるシチュエーションはある程度限られており、その症状を起こすようになった状況も大切です。

熱中症かなと思った場合には、この記事のような状況ではなかったか、症状が一致しないかを確認して見てください。熱中症を疑った場合には動物病院へすぐに連れて行くことが大切ですが、その前にできる応急処置があります。

次回の記事で熱中症の応急処置について書かせていただきます。

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