熱中症③ これができれば救命率アップ!誰でもできる熱中症の応急処置

スポンサーリンク

熱中症の第三回は、ペットの熱中症の応急処置の方法です。犬や猫の病気は、お家で原因を特定することが難しく、原因がわかっても応急処置ができないものも多いですが、熱中症は比較的原因を特定しやすく、お家で応急処置を行うことで救命率を飛躍的にあげることができる病気です。

熱中症かどうかは前回の記事(わかりますか?熱中症の症状を参考にしてみてください。その結果、熱中症の可能性が高い場合には、今回ご紹介する応急処置を試してみてください。ただし、応急処置はあくまで応急処置です。応急処置後には必ず動物病院で診てもらうようにしてくださいね。

犬 熱中症 応急処置

スポンサーリンク

応急処置① 5分でできる応急処置

熱中症の応急処置は人も動物も同じで冷やすことです。冷やし方のコツは以下の通りです。

まずはクーラーで室温を冷やす

熱中症だと感じる場合にはまずは室温を冷やしてください。熱中症まで行っていない場合はそれだけでハァハァが収まり、元気になってきます。

室温を冷やすことで元気になってきた場合は十分に水分を取らして、安静にして様子を見ましょう。

濡れタオル+ドライヤー冷風(扇風機)

クーラーのスイッチを入れたら、次は濡れタオルを犬や猫にかけて、ドライヤーの冷風や扇風機で体に直接風を当てましょう。犬や猫は体表に毛が生えているため、皮膚を直接冷やすことは難しく、濡れタオルの水分が蒸発するときに奪う「気化熱(きかねつ)」で体温を冷やすことが効果的です。

体の下になっている部分は熱がこもりやすいので、特に大型犬の場合は5分程度で体位を変更して、体全体を冷やすようにしましょう。

この時に、氷水で冷やしたタオルを使うのはあまりよくありません。皮膚が冷たくなりすぎると、体表の血管が収縮し、冷却効果が落ちてしまいます。皮膚は冷たいのに体の芯は熱を持っているという状態になってしまいます。同様に氷水を体にかけるのも良くありません

濡れタオルと冷風で数分冷やしていると、タオルが熱くなってきますので、その場合は再度水に浸けてタオルの温度を冷やしましょう。普通に水道から出て来る水くらいの温度で問題ありません。

応急処置② 動物病院へ連絡して受診

この段階で、動物病院へ連絡して、受診してください。移動に5分もかからないような場所であれば、応急処置①を飛ばして受診されてもいいですが、15分以上かかる場合はまずはお家でできる冷却処置を行って、受診するようにしましょう。

動物病院が休診時間である場合でも、緊急に受け入れてくれることがあるので、まずは連絡してみましょう。

応急処置③ 動物病院をすぐに受診できない場合

スポンサーリンク

お昼の間で動物病院が休診時間であったり、どうしてもすぐに動物病院へ連れていけない場合は、応急処置①の後に次の方法を試しましょう。

アイスノンで大きな動脈を冷やす

濡れタオルで体表を冷やすのと同じように効果的なのは、動脈を冷やすことです。体表の静脈は冷やしすぎると収縮して冷却効果が落ちてしまうので、氷などは使えませんが、動脈はアイスノンなどで冷やすことができます。

大きな動脈は首・脇・股にありますので、そこをアイスノンで冷やすようにしましょう。ただし、アイスノンを直接当てると、皮膚に凍傷を起こしてしまうことがあるので、薄いタオルなどで包んで当てておくといいでしょう。

氷を食べさせる

体の芯を冷やすと体温は効率的に落ちてきます。動物病院では氷水の浣腸などをしますが、お家では少し危険を伴いますので、氷を食べさせるようにしましょう。

もし氷を食べない場合は、氷水をストローなどで少しずつ飲ませるのもいいでしょう。ただし、意識がなくペロペロしない場合は気管に入れてしまうことがあるので、この方法は使えません。

熱中症は時間との勝負=家出の応急処置も非常に重要

熱中症は時間との勝負です。高体温の時間が長いほど、また、体温が高いほど予後が悪く、回復できない可能性が増えてしまいます。

できるだけ早く動物病院へ連れて行くことももちろんですが、それまでの間に家で応急処置ができるかどうかも熱中症の予後を決めるために大切です。

熱中症の可能性がある場合には、この記事を参考に応急処置をし、できるだけ早く動物病院へ連れて行くようにしてくださいね!

にほんブログ村 犬ブログへ ポチっとm(__)m

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする