猫の風邪「FVR」② FVRの症状

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猫の風邪と言われる「猫伝染性鼻気管炎」(FVR)。症状はまさに人の風邪とそっくりですが、人にFVRはうつりませんし、猫にヒトの風邪はうつりません。

ただし、FVRは猫と猫の間で伝染力が非常に強いため、特に多頭飼いの場合は初期に気付いてしっかり対処することが大切です。また、まだ小さな子猫ではFVRをこじらせると気管支炎や肺炎など厄介で危険な状態に進行してしまうこともあります。今回はそんなFVRに早めに気付くための、FVRの症状に関する記事です。特に多頭飼い・子猫のいるお家の方はしっかりチェックしておいてくださいね。

猫 FVR 症状

FVRの3大症状「くしゃみ」「鼻水」「目やに」

FVRは「鼻気管炎」と名前が付いている通り、鼻と気管に炎症を起こす病気です。猫の症状として目立ってくるのは鼻と素の繋がりである眼になります。

まずはくしゃみに注意

FVRで最も最初に出て来る症状は「くしゃみ」です。健康な猫でもくしゃみをしますが、特に子猫で連続してくしゃみをする場合、FVRの初期症状の可能性があります。

くしゃみをしている猫がいる場合は、多頭飼いのお家であれば隔離をしておく方が無難でしょう。また、子猫のFVRは一気に状態を崩す可能性もありますので、元気や食欲があってもできれば動物病院で診ておいてもらうことをおすすめします。

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鼻水・目やにが出てきたら必ず動物病院を受診

くしゃみだけの場合、FVR以外にも軽い鼻炎やアレルギーなどであることもありますが、鼻水や目やにが出てきた場合はFVRが進行している可能性があり、しっかり治療をしてもらう必要があります。

鼻水は透明なみずっ鼻から黄色い膿のようなものまでさまざまですが、特に膿っぽいものが出てきている場合は、細菌による二次感染(FVRによって抵抗力が弱くなって、細菌感染も起こしている状態)がある可能性もあり、肺炎などの危険もあります。

また、目やには結膜の腫れや第三眼瞼(瞬膜)の突出などを伴って、眼が開きにくくなることもあります。ひどい場合には眼球表面の感染から失明してしまうこともあります。

くしゃみだけでなく、鼻水や目やにが出てきた場合には早めに動物病院で診てもらってください。

発熱・食欲減退には要注意

FVRの初期にはあまり多くはないですが、FVRに伴って発熱や食欲減退が起こることがあります。これらの症状は、FVRの重症化や他の感染症の併発など危険なサインです。

細菌感染の併発

FVRが起こると抵抗力が落ちてしまい、細菌感染を併発しやすくなります。特に子猫や他の病気を持っている猫では、もともと抵抗力が弱いためFVR感染があると細菌感染を引き超しやすくなります。

少し触れましたが、鼻水や目やにが膿っぽくなる場合、細菌の二次感染を引き起こしている可能性が高く、今後肺炎に移行して危険な状態になる可能性があります。細菌感染が疑われる場合には抗生剤などの薬による治療が必要になります。

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カリシウイルスの混合感染

猫のウイルス疾患のうち、FVRとともに発生しやすいのがカリシウイルスです。カリシウイルスは口内炎や鼻の頭に潰瘍性病変を起こし、食欲減退や発熱の原因となります。カリシウイルスの中には非常に毒性の強い「強毒株」のウイルスもおり、強毒株カリシウイルスは致命的になることもある危険なウイルスです。

発熱や食欲減退以外に、口が痛そうなそぶりをする場合や鼻や口回りが荒れて来る場合にはカリシウイルスの可能性を考え、他の猫と隔離をしてできるだけ早く動物病院を受診してください。

FVRは猫にとって最も身近な感染症

FVRは猫の感染症として最も一般的な病気です。どの猫にも感染するリスクがあり、家中に広がってしまう可能性もあります。また、重症化して他の感染症を併発すると、命を落としてしまうこともあります。

FVRの対策としては、早めに症状に気付いて早めに対処することが大切です。また、FVRの原因であるヘルペスウイルスに対するワクチンもありますので、しっかり打っておくことも大切です。FVRで調子を崩してしまわないよう早期発見早期治療ができるようにしておきましょう。

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