猫の繁殖シリーズ① 猫は交尾排卵動物

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しばらくは猫の繁殖に関わるお話をしていこうと思います。猫はヒトや犬と比べて独特の生殖システムを持っています。今回は特に独特のシステム「交尾排卵」についてお話しします。ペットラインの猫ちゃん情報サイト、にゃねっとクラブ会員でプレゼント!

ヒトや犬は自然排卵動物

卵管の中で精子と卵子が受精する哺乳類は、メスの卵巣にできた卵胞から、卵子が卵管に排卵され、卵子は卵管で精子と出会って受精します。卵管は卵子と精子の出会いの場なんですね。

ヒトや犬は「自然排卵動物」と言われ、時期が来ると自然に卵子は排卵されて卵管にやってきます。そこにたまたま精子がいると受精して子供ができるというシステムです。ヒトでは大体28日に一度、犬では半年~1年に一度排卵しますが、自然排卵では相手がいるかどうか関係なしに、卵管という出会いの場にやってきます。ようは出会いを求めて卵管に来たけれど、相手すらいなかったということも多いのが自然排卵なんです。

猫は交尾刺激がないと排卵しない交尾排卵動物

一方で、そんな無駄をしないためのシステムを持っているのが猫です。メス猫は排卵時期が近づくと発情をしてオス猫を受け入れます。そして、メス猫は交尾の刺激を感知すると、卵巣から卵子を排卵するのです。つまり、受精の相手である精子が入ってくるという情報があって初めて、卵子を卵管に送り出すという非常に効率のいい方法を取るのです。避妊手術をしていない猫が1日でも家出してしまうと子供ができてしまうのは、そのためなんですね。

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交尾排卵をする動物はネコ科の動物以外にも、ウサギ、フェレット、ラクダなどがいます。これらの動物にあまり共通点が思い浮かびませんが、一回の交尾で子供ができる確率は高い動物たちになります。

猫の発情は交尾がないと収まらない

猫の発情は卵胞から出る卵胞ホルモンによって起こります。卵胞は排卵をしないと小さくならないので、排卵が起こらないと発情は続きます。一方交尾刺激があって排卵が起きると発情は急速に収まります。

発情中に交尾刺激がない場合は、大体2~4週間くらいで卵胞が退縮し発情が収まると言われています。しかし、この期間、メス猫は「性欲が異常に高まるのに、交尾ができない」という強いストレスを抱えることになってしまいます。

猫は効率よく子供を残すシステムを持っているが・・・

猫の交尾排卵は効率よく子孫を残すための体の機能です。その反面、発情したときには子孫を残すために本能的に交尾を求めて、それができないと強いストレスになってしまいます。また、交尾が自由にできる野良猫ちゃんなどでは、発情のたびに妊娠をして出産するということを繰り返します。飼い猫ちゃんも野良猫ちゃんも避妊手術をしておいた方がいい理由に、この本能的な効率の良い排卵方法もあるんですね。

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